2020-01-01から1年間の記事一覧

「最強伝説 黒沢」と日本シリーズの巨人4連敗とホークス日本一と

『最強伝説 黒沢』は第1部の方が好きなのだけど、最も胸にドスンと来るセリフは第2部(「新黒沢」)にある。 「人は負けるべき時に ちゃんと負けておくべきだ」 「本当に強くなるのは その後なんだよ」 そう、人生はどこかで一度はきちんと負けないとダメ…

クーパーズタウンで買った1940年代のウィルソンのグラブ

以前、アメリカの野球殿堂があるクーパーズタウンに行った。 ここはまさに「野球の街」といえるところで、野球殿堂の周辺には野球関連のショップがずらり。その中に古い野球道具を売っている店もいくつかあって、写真でしか見たことない大昔の道具がたくさん…

田舎にとっての「プロ野球」と宮本和知さんとサイン待ちと

「出待ち」のファンにサインをしたり記念写真を撮ったり。ファンサービスもプロ野球選手の大事な仕事。一部の行き過ぎたファンや転売ヤーは問題だけど、たがいに節度を守ったやりとりは見ていてホッコリする。そんな風景もコロナのおかげで今年はなくなった…

ニューヨークMLB観戦旅行とヤンキースタジアムと田中将大とニック・マルティネス

昨日、妻と「もし有原がMLBに移籍したらいつか現地観戦する」話を書いたが、仮にそれが実現、実行するとなると、カギを握るのは計画のタイミングだ。 私は富豪でも資産家でもない。ごく普通の労働者である。いつでも好きなタイミングで予算がいくらかかって…

ファイターズのホーム最終戦と有原航平とメジャーリーグと

ファイターズ、今季の札幌ドーム最終戦に勝利。有原航平が8勝目。 ところで妻曰く、数年前から僕が家でファイターズの中継を観ている際、ふだんは野球なんぞ観ない妻が何かのタイミングで目にするときに限って有原が投げているらしい。 妻「また有原!」 僕…

仙台育英、健大高崎、中京大中京、明徳義塾に明豊。高校野球秋季大会、連覇校は増えるか?

高校野球秋季大会、東北は仙台育英が連覇。関東、東海、四国は今日の決勝で健大高崎、中京大中京、明徳義塾が勝てば連覇。九州も昨年の王者・明豊が勝ち残っている。もしこの4校が優勝すれば10地区のうち5地区が連覇となるのか。 ちなみに昨年は星稜と国士…

千葉ロッテとダイナミックプライシングと和田康士朗と

昨日、ZOZOマリンスタジアムへ行った。 マリーンズVSイーグルス 10月末のナイターはどこか日本シリーズ感がする。 ところで現在は一部球団がチケットにダイナミックプライシング(変動料金制)を導入しているが、千葉ロッテもその一つ。 この試合のチケット…

スラッターとかスラットとかバックドアとかフロントドアとか

高校時代、ある後輩投手は大きく緩いカーブと小さく速いカーブを使い分けていた。 大学時代、同級生投手のボールを初めて受けたとき「次、スライダー」と言われて「りょーかーい」とのんきに構えていたら鋭く速く縦に落ちるボールが来て「は?」となった。 …

プロ野球ドラフト会議における山形県関係者 〜おめでとう中野拓夢、阿部翔太、赤上優人!〜

昨日のドラフト会議では我が故郷・山形県関係者の3選手が指名された。 おめでとう! これで山形県関係者の指名は10年連続。僕の子ども時代は「山形県出身のプロ野球選手は本当に少ない……」と寂しい思いをしていたものだが(それが「なぜなんだ?」と野球へ…

プロ野球の引退シーズンと習志野時代の福浦和也と

今年のプロ野球も引退や戦力外という言葉が目立つ季節になってきた。 ちなみに昨年は、同い年である福浦和也(千葉ロッテ)の引退が印象深かった。 というのも、大学時代に所属していた軟式野球同好会に、習志野の野球部出身のS先輩がという人がいたんです…

1人ドラフト会議と江坂政明と村井勝美と

野球界は来週に迫ったドラフト会議の話題が盛り上がっている。 毎年思い出すのは、僕が中学1年くらいから毎年やっていた「1人ドラフト」である。 1人で12球団の指名選手を6位×12球団=72人決める。 重複があれば手製のクジを1人で引いて抽選する。 1人…

秋季東北大会と1年生大会と山形県野球場と

秋季東北大会は仙台育英が優勝。 これで東北の今季メイン公式戦は基本的に終了になるが、僕の故郷、山形県はこの後、1年生大会がある。 これは僕らの時代からある大会で、名前通り1年生だけでチームを組み、県チャンピオンを決めるのだ。 1年生大会は地区…

プロ野球のドラフト会議と新潟商と星野順治と

プロ野球のドラフト会議が近づいてきた。 だからだろうか、今朝、ふと新潟商のエースだった星野順治(元ソフトバンク)のことを思い出した。僕は一応、元高校球児なのだが、母校と新潟商は、毎年、練習試合をしていた。 自分がプロ野球選手にはなれないと感…

緒方耕一さんの清宮幸太郎(早実時代)評

清宮幸太郎が一軍で一進一退の日々を送っている。 その様子をテレビで観ていたら、彼の高校最後の夏を思い出したた。 清宮の最後の夏は甲子園に手が届かない結果に終わった。ただ、打者としての資質はやはり飛び抜けていた印象だった。パワーもさることなが…

ウィーン郊外でオーストリアの高校野球、あるいは中学野球を観戦する

2年前、妻とウィーンとザルツブルクを巡るオーストリア旅行をした。妻の希望を汲んだ夏休み旅行だったので、いつもは旅先で野球を観る僕も、このときはお休み……のはずだったが、ついオーストリア野球のことを調べると、ちょうどリーグ戦の真っ最中。これは……

タイの野球場へ行く

4年前の秋、タイへ1人旅をした。 野球好きゆえに、せっかくならばタイの野球場にも行ってみたい、と旅行前に思った。しかし、タイでは野球はマイナースポーツというのが正直なところ。野球場もほとんどなく、1998年のアジア大会用としてバンコク近郊につく…

2020年の高校野球秋季大会、ここまでのトピック

高校野球・秋季地区大会、ここまでの私的トピック。 こう見ると個人的には北信越大会が関心ポイントが多い。 最近はJ SPORTSの中継が増えたり各地でライブ配信があったりと、秋季大会も見やすくなりましたね。 北海道 →知内がベスト4進出 東北大会 →角館の…

コロナ禍に悩まされる千葉ロッテ・井口監督と国学院久我山という夢と

「国学院久我山です」 中3最初の進路面談で担任に希望進路の高校をそう伝えたら、担任は「???」という顔をした。 「ですよね〜」と冗談であることを告げると、話は東北の田舎のごくごく一般的な進路面談へと移った。 ・甲子園とオリンピックに出た後にプ…

履正社に勝った山田と高校野球の二極化と青葉学院中と

高校野球・秋季大阪大会3位決定戦で野球では無名の公立校、山田が強豪・履正社に勝利して近畿大会出場を決めた。 高校野球の報道において「番狂わせ」という見出しは定番だが、実際のところ近年の高校球界で真の意味での番狂わせは減っていると感じている。…